納豆の! 帰ってきた雑談シリーズ!!

第六話 余裕だなんて、ようゆぅわれへん(笑)…の巻

2000/04/19 @531(20:45)

 

な:お久しぶりです。
マ:ほんま、月刊の約束はどうしたの?
な:いやはや人生でこんなに忙しいのは始めてです。
マ:やっぱ就職活動ですかい?
な:そうです、進級に浮かれているのも束の間。
マ:そんなに大変なんか?
な:いややっぱり受ける業種によって違うんだろうけど、私の場合は3、4月に集中してます。
マ:それでどうなんよ?
な:まぁまぁですかね、同時に進行するから何とも言えません。
マ:身体は一つやから、最終的には一つにしぼらなあかんわけでしょ。
な:それはその通りなんだけど、でもね、そんなに甘くないわけです。みんながみんな一斉に受けるわけだから。
マ:まぁ、可能性は多く持った方が良いと言うわけやな。
な:その通り。
マ:さて4月も中盤やけど。
な:桜、終わってしまいました。
マ:ほんまいつも早いわな。
な:うちの目の前の公園は絶好の花見場所。
マ:何やね、異常気象といわれつつも、ちゃんと咲いてくれるところがこう、情緒溢れるわな。
な:全く持って、日本人は諸行無常をこういうところで感じているのかもしれない。
マ:花見は宴やからな。
な:そう、楽しいひとときであって、終われば寂しいわけで。
マ:また来年、って言えるのが情緒やな。
な:そうだね。でも今年度、つまり2000年度は大変な幕開けだった。
マ:火山は噴火するわ、首相がぶっ倒れるわ。
な:ついに内閣総辞職。あっという間に次の政権が。
マ:これもまた派閥の論理とか言う奴やろ。
な:そう、しかもね、選挙しか頭にないから。
マ:今やれば小渕さんかわいそうって同情票集められると。
な:そう、だいたいね自己管理出来ない人に首相はダメなんです。
マ:またまたそないなこと言うと、冷たい心しか持ってないとか言われるで(笑)。
な:あのね、病気で倒れたのと首相職務の放棄は別だって。そりゃ確かにお気の毒ですよ。病気は。
マ:でも政治空白はあかんってことか。
な:だって、首相が倒れてどれだけ社会に迷惑かけました?
マ:確かにな。
な:それでまた昨日まで悪口ばかり叩いてたマスコミは、首相の仕事はこんなにも大変なんです、なんてニュースを流す。
マ:大変なのは当たり前ってことやな。
な:そんなに大変ならやらなくて結構です。もっとましな人材だっているんですから。
マ:だいたいが派閥で権力闘争だからな。
な:それを同情でカバーすることだけは、なんとしても阻止せねばならない。
マ:例え解散してもってことやね。
な:そうです、本当に政治を考えるのならば、同情票だけで入れるのは絶対にやめてください。そして…。
マ:そして…?
な:まずは投票に行きましょう!
マ:そうやな!
な:EVEでは今回ももちろん「選挙行こうぜ」キャンペーンを実施予定です。
マ:きっとサミット前や。
な:おそらくね。そして4月と言えば。
マ:新生活の始まりと。
な:そうです、遅れ馳せながらフレッシャーズの皆さん、おめでとうございます。
マ:2000年という節目だし、ここは一つ新たな気持ちでスタートしてもらいたいな。
な:そう、私もその気持ちを忘れずに頑張りますよ。
マ:就活はもちろん。
な:ProjectEVEに全力です。
マ:サイト更新を手始めに(笑)。
な:E-MLでは新たな企画をスタートさせて「新しい価値」を創造します。
マ:iモードもせやけど、やっぱりここまでインターネットが普及してハード面が出揃ってくると、つまり何が出来るのかって可能性が大事になってくるわな。
な:「何でも出来そう」って言うのは誰にでも分かってる。じゃあ次は「何が出来て何をしたら良いか」ってことです。
マ:それがなかなか出来てないんやろうけど。
な:ねえ。だから日本の景気はダメなんですよ。
マ:「もっと形に」ってことやのにね。
な:失敗結構じゃないですか、失敗すらしないのは明らかにダメなんです。
マ:もっと攻めの気持ちで。
な:攻めというより逃げてばかりではダメということ。
マ:後悔のない結果でやね。
な:そうそう、失敗は成功のもとです。やっぱ昔の人は上手いこと言うわけです。
マ:それにしても最近はビッグニュースが多いな。
な:確かに。
マ:挑戦では領主NOが髪の階段へ。
な:朝鮮では両首脳が初の会談へ。ってどんな文字化けだよ。
マ:えらい寸摩損。
な:それも凄い誤り(謝り)方だな、しかし(笑)。
マ:でもこれはびっくり仰天やね。
な:実現出来たら、ですけどね。
マ:何あるか分からんしな。
な:世界の方から歴史的転換を求めているのかもしれない。
マ:2000年やから?
な:それも多分にあるかも。でももっと深層意識で、何か。
マ:うごめくものが?
な:何かね、ちょっとそんな雰囲気です。
マ:噴火もするしな。
な:有珠山はね、ある避難所のお年寄りのお話がとても印象に残りました。
マ:どんなん?
な:もう噴火を3回見てるということで、こればっかりは仕方ないと。
マ:諦めの境地だな。
な:諦めというよりもね、そこには落ち着きというか、どうしようもないんだ、だから頑張ろうっていう力があるんです。
マ:もうどうしようってパニくるんじゃなくて。
な:動じるより案じろと。
マ:心の余裕と言うべきかもな。
な:追いかけるマスコミ、それを見ている私を考えると、どっちが被災してるんだろうというくらい、落ち着いていらっしゃいました。
マ:自然には敵わないと。
な:というより、自然と人間は対等なんです。
マ:おごるべからずと。
な:つまりは身をわきまえてね。
マ:謙虚な気持ちが大切かもしれん。
な:最近思うんですよ。昔以上に、謙虚さが大事だなって。
マ:個人が自由に向かう分?
な:そう、向かえば向かうほど、何か空々しくなってない?
マ:もっと慎みの心が必要だと。
な:それは家庭の躾の話にも通じると思うんだけどね。
マ:そして謙虚になるには?
な:やっぱり余裕でしょ。人間としての余裕。
マ:有珠山のお年寄りじゃないけど、貫禄にも似た部分があるな。
な:人間余裕がないとやってけないよ。私を御覧なさい。こんなにもテンパってます。
マ:スケジュールきつきつやな。
な:早く決まれ〜。そして余裕を私にくれ〜。
マ:ま、人間としての余裕にはまだまだ程遠いけどな。なんせなっとうやし(笑)。
な:うるさい!
マ:お後がよろしいようで。
な:ではまた来月、良い報告が出来るといいな。
マ:期待しないでね。
な:だからうるさいって!

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