2000年 5月

 熱的刺激

 密度の濃い時間。
 このところ増え続けてきている感覚。
 でも今日はより濃い時間。
 自らのレベルアップへ続く話を、心で身震いしながら真剣に。
 自分の目標を何処に置くか。
 やれば出来る。やらなければ出来ない。
 その当たり前の理を、もう一度目の前に叩きつけて。
 鋭さと、気さくさと、熱意。
 これはもう、やるしかないと再度誓う。

 2000.5.26.

 人と人

 長く掛け替えの無い時間が終わる。
 心に留めたのは「社会」と「人の気持ち」。
 駆け抜けることでしか知りえない体験の中で。
 もがき苦しみつつも、教えられた部分、心の弱さ、まだまだにして今、一つの結実を。
 …、ありがとうございました。そしてこれからも。

 2000.5.17.

 Bye Bye My Love, U are the one

 思いがけない瞬間が。
 じっと待ってた瞬間が。
 今、動き出したい衝動。

 忘れられないあの歌を。
 いつも走っていたあの坂を。
 今、駆け出したい衝動。

 誰も見えない声援の中で、僕は前を向く。
 声にならない言葉で、僕はがむしゃらに進む。

 2000.5.15.

 闘魂

 飛び込む覚悟が、出来ているのか。
 今の気持ちに、偽りは無いか。
 己の憧れに、突き進みたいか。

 死に物狂いで夢中になる。それだ。

 2000.5.7.

 ダライ・ラマ

 彼の対談をテレビで見た。
 宗教を無くした現代人、特に癒されたくてたまらない日本人に対して、彼の言葉は大きな道標となる。
 非暴力を説き、自らの宗教を信じながら、他方でありとあらゆる宗教を認めあう。
 つまりそれは他人を認めるということだ。
 そしてそこには自分が確実にいる。他の誰でもない、自分が。
 宗教の名の下に、戦争は起きてきた。
 宗教のために、戦争は起きてきた。
 しかし、それを否定する時代が来たと彼は説く。
 宗教のためではなく、自分のために。
 そしてだからこそ、平和のために今、宗教が見直されるべきだと。
 無神論が悪いわけではない。そうではなく、大事なのは今ここで喋る自分自身だと。
 確かに彼には大きなカリスマがある。だが、それ以上に。
 こぼれる笑顔に心の余裕があった。

 2000.5.4.

 男親

 全てが分かったようで、実はやはりそれが思い上がりだと気付いて。
 再び追いかける時に、また言葉を交わす。
 諦観も含めてそれは次の段階へと踏み上がって、全てではないにしろ、結論は出なくとも。
 今の思いが少しでもそこにあるのならと、それを聞き届けてくれる。
 恵まれているこうした苦境の中で、我が心は歩み遅かれど通い、はじめて。

 2000.5.2.

 

 

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